創設者紹介

FOUNDER
淺田 敏一

 去る令和4年9月25日、当事務所の創設者である淺田敏一弁護士が逝去致しました。

 淺田敏一弁護士は、大学卒業後、一般企業勤務を経て司法試験に合格し、第26期司法修習を経て昭和49年大阪弁護士会に弁護士登録をし、昭和50年淺田法律事務所を開設しました。

 以来およそ50年間、多くの依頼者及び顧問先からの大きな信頼を得て、淺田法律事務所を現在の姿に築いていきました。この間事務所にご支援を賜りました関係各位の皆様には深く感謝しております。淺田弁護士の弁護士活動の骨幹は「現場主義」でした。現場主義については淺田弁護士の創設者挨拶をご覧いただければと存じます。

 淺田弁護士の弁護士会における活動としては、大阪弁護士会弁護士活動取締対策委員会副委員長、大阪弁護士会民事介入暴力・非弁護士活動対策委員会委員長、近畿弁護士会連合会民事介入暴力対策委員会委員長、日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員長、大阪弁護士会総会議長、その他多数の委員会委員を歴任しています。

 淺田弁護士は民事介入暴力からの被害救済に力を尽くしました。取扱った事件として、広友会組事務所明渡訴訟、五代目山口組と波谷組との対立抗争で誤殺された市民の遺族からの組長に対する使用者責任追及訴訟、沖縄旭琉会と三代目旭琉会との対立抗争で誤殺された高校生の遺族からの組長に対する使用者責任追及訴訟、五代目山口組と四代目会津小鉄との対立抗争で誤殺された警察官の遺族からの組長に対する使用者責任追及訴訟、その他多数の被害救済事件があります。
 とくに、五代目山口組と四代目会津小鉄との対立抗争で誤殺された警察官の遺族からの組長に対する使用者責任追及訴訟は、最高裁判所において五代目山口組組長の使用者責任を確定させ、その後の民事介入暴力からの被害救済のために新しい時代を切り拓いたものでした。

 今後とも、当事務所の弁護士は、淺田弁護士の現場主義を引き継ぎ、依頼者目線にたって、紛争解決に尽力していく所存です。

淺田 敏一の経歴

  • 大阪弁護士会民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会委員
  • 髙木証券株式会社社外取締役(~平成29年)
  • 木村化工機株式会社社外監査役(~平成30年6月)

経歴

昭和33年
関西大学法学部法律学科卒業
兵庫新菱自動車株式会社入社
昭和39年
同社退社
株式会社富士広告企画入社
昭和41年
同社退社
昭和46年
司法試験合格
昭和49年
大阪弁護士会弁護士登録(26期)
昭和50年
淺田法律事務所(現・弁護士法人淺田法律事務所)設立

役歴

  • 大阪弁護士会民事介入暴力・非弁護士活動対策委員会委員長
  • 近畿弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員長
  • 日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員長
  • 大阪弁護士会総会議長
  • その他各種委員会委員歴任
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